以前、FuelPHPってなんじゃ?(インストール編)にてインストールと簡単なアプリの作成を行いましたが、今回はFuelPHPを使ったアプリケーションを自分の管理するGitマスターリポジトリに登録してみたいと思います。

前回のGitlabってなんじゃ?(プロジェクト登録編)では、すでにリポジトリに一度pushしました。

このように未取得の変更がマスタリポジトリ上に存在する場合はマージしてからpushする必要がありますが、その説明は別の機会にするとしまして、今回はリポジトリがまだ空の状態という想定で行います。

はじめにoilコマンドで適宜プロジェクトを作成します。

oil create bookstore
cd bookstore/

oil createコマンドはFuelPHPを含めたアプリケーションひな型をGithubからcloneする為、

Githubのgit管理下にある為、まず.gitから始まるファイルを削除します。

rm -rf .git*

.gitが削除されたのでGithubリポジトリ管理外となりましたので、改めて自分のgit管理下に置く為初期化を行います。

git init

また、FuelPHPのfuel/coreとfuel/packagesのみをGithubのFuelPHPのgit管理下に置き、

このアプリケーションのサブモジュールとして登録します。

git submodule add git://github.com/fuel/core.git fuel/core/
git submodule add git://github.com/fuel/oil.git fuel/packages/oil
git submodule add git://github.com/fuel/auth.git fuel/packages/auth
git submodule add git://github.com/fuel/parser.git fuel/packages/parser
git submodule add git://github.com/fuel/orm.git fuel/packages/orm
git submodule add git://github.com/fuel/email.git fuel/packages/email

上記まで設定を行ったらアプリケーションツリー全体を次回コミットに含めるためステージに上げます。

git add .

今回は、前回のGitlabサーバーをマスターリポジトリとするので、Gitlabのユーザー情報を登録します。

git config --global user.name "miura"
git config --global user.email  "miura@cloudpack.jp"

まずローカルリポジトリにコミットします。

git commit -m 'reinitialize with submoduled'

ここで、Gitlabサーバーのgitリポジトリをoriginという名前でリポジトリ登録します。

この時点でgitサーバー側ではGitlabでプロジェクト登録してあるか、Gitlabを使用していない場合はgitのベアリポジトリを作成してある必要があります。

git remote add origin git@176.34.51.75:bookstore.git

先程登録したoriginリポジトリのmasterブランチへpushします。

git push -u origin master

反映しているかGitlabで確認してみます。

正しく登録されているようなので、これでFuelPHPを利用したチーム開発もできるようになります。

こちらの記事はなかの人(memorycraft)監修のもと掲載しています。

元記事は、こちら